【3種で徹底比較】ステンレスフィルターをオススメできる理由

フィルター

ステンレスフィルターは主に、味の面、コストの面でおすすめです!
コーヒー好きにはぜひ使ってほしいです!

一般的に家庭で使われているのは、ペーパーフィルターが一番多いかと思います。
ですが、ステンレスフィルター(金属フィルター)も捨てたもんじゃありません!

この記事では、
・ステンレスフィルターのメリット、デメリット
・3種類のフィルターの比較
・手入れ方法
・おすすめのステンレスフィルター
  について解説していきます!

フィルターの種類

コーヒーのフィルターは主に3種類あります!

ペーパーフィルター、ネル(布)フィルター、ステンレスフィルターです。

ペーパーフィルター☕

ペーパーフィルターはもちろん、紙でできた素材です。

メリット

スーパーやコンビニなど、どこでも気軽に手に入ることもあり、家庭では一番主流です。

使い捨てなので、ネル(布)ドリップやステンレスフィルターのように、毎回毎回洗う必要がありません!
時間の面でおすすめです。

一番ラクですね!

デメリット

他のフィルターと違って、使い捨てなので、ランニングコストがかかり続けます。
お得に豆を買ったとしても、フィルターの費用で、コーヒー1杯の値段は高くなっているかもしれません

人によって味の感じ方は変わってきますが、
特に、茶色のペーパーフィルターは、白色に比べて、
漂白していないので、抽出したコーヒーに紙の味が移ることがあります。
先に湯通しをしてから使用する方法もありますが、人によってはそれでも感じてしまいます。

ですが、湯通しをしてしまうと、一番最初にやる「蒸らし」がうまくいきません。

なぜかというと、一番最初にペーパーフィルターがお湯を吸ってしまうと、
お湯に邪魔をされて、コーヒーの旨味成分である油分が、抽出されづらくなるからです!

なので、旨味や深みが減ってしまいます。

茶色いペーパーフィルターよりも白いペーパーフィルターの方が、値段が少しばかり高くなります。
理由は、白いペーパーフィルターは元々の色から漂白して白くしているからです。塩素系ではなく、酸素系で漂白しているので、人体に害はないとされています。

ネル(布)フィルター☕

布製のフィルターです。ネルドリップ方式に使われる、「布フィルター」、「ネルフィルター」と呼ばれるものです。

メリット

一般家庭よりも、喫茶店などでよく使われているドリップ方式です!

このフィルターは、非常に細かい布の繊維でできているので、ドリップする際にコーヒーの細かい粒子が布の繊維に付着し、その穴をすり抜けた、さらに細かい粒子が抽出され、とてもまろやかな、口当たりの良い味わいになります。

生き残った優秀なヤツだけが、マグカップに召集されるということですね!

味の面でもおすすめですし、金額の面でも、使い回しなのでコストを抑えられますね!

デメリット

時間の面でのデメリットがあります。
繊維が細かいということはペーパーフィルターなどよりも、抽出に時間がかかってしまいます。

また、お手入れも繊細で大変です。美味しい一杯を淹れるための手間と労力が必要です。

衛生面では、布製なので自分で洗っても、すすぎが確実にできているのか?などの不安な面もあります。

繰り返し使えますが、布製なので、破れたり、劣化してしまうと買い替えが必要になりますね。

「ネルドリップで入れる、美味しいコーヒーいかがですか?」のような旗を立てている喫茶店もあります。
それくらい手間がかかっていて、宣伝する価値のあるドリップ方式だということですね!

ステンレスフィルター☕

素材は金属製で、主にステンレスでできています。

メリット

オススメなのでメリットが多くなってしまいます。。。(笑)

まず、金額の面ですが、ステンレスフィルターは、どのフィルターよりも丈夫なので、長期間使い続けられます。よっぽど強い衝撃を与えなければ壊れることもありません。

ステンレスなので、ちゃんと普通に乾かしていれば、サビません。

実際に筆者は、結構ズボラなので、朝コーヒーを淹れて、カスを入れたまま丸一日放置したりします😥、、、

ですが、サビたりすることはなく、もう3年半同じものを使ってます!

3年半ステンレスフィルターを使っている人生と、ペーパーフィルターを使っている人生を比べてみます。

1日に2杯飲むとして、買ったステンレスフィルターは投稿時で1,680円。
Amazonで一番売れているペーパーフィルター200枚入り、現在585円。
ということは、
ステンレスフィルターは3年半で1,680円。
ペーパーフィルターは3年半で約7,470円かかります。

はじめて計算したのですが、最初の半年くらいで元が取れてました!

 

次に、味の面ですが、ペーパーや布と違ってステンレスは液体を吸わないので、

コーヒーの旨味成分である油分をちゃんと抽出できます!

なので、豆本来の味や香りを楽しむことができます!

コーヒーの表面に浮いている油を見たことがありますか?
その油は、コーヒー豆に含まれている油分です。
飲み比べてみると分かると思いますが、油分がないと、深みのない平坦な味わいになってしまいます。

 

衛生面では、布フィルターに比べて洗いやすいです。

普段の洗い物と一緒に洗えます。

お手入れの方法などは、後ほど詳しく記載してあります!

デメリット

時間の面では、やはり使い捨てのペーパーフィルターよりも劣ります。
ですが、洗うのに多くの時間はかかりません。

詳しい洗い方は、後ほど解説します!

それぞれのメリットデメリットまとめ

5段階で表したいと思います。

ペーパーステンレス
コスパ★★★★★★★
普及率★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★
ラクさ★★★★★★★★★
衛生面★★★★★★★★★★★
あくまでも個人の指標です。

ステンレスフィルターのお手入れ方法

いろんな手順を書いているので、この中で取捨選択して、自分に合った洗い方を見つけ出してください!

使い終わったらまず、フィルター内のコーヒーカスを捨てます。

コーヒーカスを捨てたら、普段の食器洗いと同じように食器用洗剤で洗います。
スポンジやタワシ、ブラシなど道具はなんでもかまいません。
付属の専用ブラシがある人は、それを使うと、フィルターの細かい汚れも、もっときれいに洗えます。

洗う時のコツ

・あらかじめ洗う前にお湯や水に浸けておくと、より洗いやすくなります!

・こすって洗うだけではなく、「押し洗い」がオススメ!

スポンジをたくさん泡立てて、そのスポンジでフィルターの外側から、内側に向かってグ~ッと押し込みます。
すると、茶色いコーヒーの液体や粉が洗剤の泡と一緒に浮き出てくると思います!

早く洗うポイントは、たっぷりの水で洗うことです!たっぷりの水をスポンジに含ませて、たっぷりの水で流しましょう!

ブラシで擦ると、細かい汚れがより取れやすくなります。

すすぎのポイントですが、汚れを水に浮かすと取れやすいので、容器に張った水の中でジャバジャバすすいでから流水ですすぐと、よりきれいにすすげます!

定期メンテナンス

毎回丁寧に洗っていても、汚れは蓄積していきます。

そんなときは漂白剤に浸けましょう!
酸素系や塩素系の漂白剤で充分落ちます。
浸けたあとは念入りにすすぎましょう!フィルターが2重になっているものもあるので、注意が必要です⚠

漂白剤に浸けたあとは、色の沈着が抜けて、ステンレス本来のピカピカも復活します!💪

洗う時の注意点

👆このような、毛羽立っている素材(緑の部分)で擦るのはあまりオススメしません。

フィルターの繊維にスポンジの繊維が絡まってしまうからです。

オススメのスポンジはこういったスポンジです!👇

慣れてくれば、30秒くらいで洗えるようになります!

オススメのステンレスフィルターはコレ!

👆このステンレスフィルターは、フィルターが二層構造になっていて、コーヒーの粉がフィルターの穴をすり抜けにくくしてくれます。

そして、土台とフィルターが一体型になっていて、洗いやすいです!

まとめ

主に、コストの面、味の面でステンレスフィルターがおすすめです。

時間の面では、ペーパーフィルターに劣るということをお伝えしました。

洗い方も、サボりたいという人は、ブラシを使って洗うのをやめてもいいかと思います!
そんなふうに自分に合ったお手入れ方法を見つけてください!

今、ペーパーフィルターでコーヒーを飲んでいる方はぜひ、ステンレスフィルターを一度試してみてはいかがでしょうか?
ワンランク上の味わいを実感してみてください!

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